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プログラマへの最短距離


 なんでそんなおっさんが今現在、生計を立てることができてんの?
 というと(綱渡りだけど)、プログラム組めたりできるからだと思います。
 じゃあ、なんでプログラム組めたりするのか。

「どうせ大変なんでしょ」

 と言われれば、ある意味大変でした。
 しかし、恐らく期待されているような大変さではないです。
 私はコンピューターの専門学校に通っていたわけでもなく、会社で研修や勉強会を受けたわけでもありません。
 最初にITの会社に入った時には、趣味で掲示板を作った程度、作ったと言ってもどっかのサイトにあるものをほとんどそのまま使っていただけです。
 まあ、普通に生活していたら、せいぜい HTML と CGI を少し触るまでのことしかしないですよね。私も、そんな感じでした。
 ではどうやってフリーでやっていけるようになったのか、私の経験(あくまで一例で、かつベストではない)を踏まえて簡単に書くと以下です。

(1) 多少ブラックでも良いので ITベンチャーに入る。
(2) ブラックほど経歴や年齢など関係無く雇ってくれやすい。
(3) 無茶振りされまくるが、別の見方をすればいろんな仕事を覚えられる。
(4) そこそこ出来るようになれば辞めてもOK。

 最後が難しいのですが、

・辞めたところでまたろくな会社が無くてより酷いブラック会社に勤める羽目に。
・独立したが仕事を取ることができず、辞めた会社から仕事をもらってしまう=よけいしんどい。

 などという状況もしばしば目の当たりにしてきました。
 しかし、

・そんなけの腕があればもっと良いところに行けるのに。
・利用されすぎ、待遇悪すぎ。

 というのも良く見ます。
 デキる人が辞めずにこき使われて死んだり、デキもしない奴が辞めて普通に死んだりしますので(うそ、死にません、多分)、そのへんの見極めだけ気を付けないといけません。
 最近はだいぶん働き手の方がやりやすくなっているような気がします。

 とは言うものの、さあ、プログラムしましょう、と言われても何からしたら良いのか、専門学校にいくのか、何かソフトを買えば良いのか、分かんないですよね。
 なんで、分からない人用に記事を作りました。
 「ウルトラ初心者用プログラム入門未満」
 あまり役に立ちませんが、これを踏み台にして専門学校に行くなりソフト買うなりして下さい。

 ついでに、今から最短距離を走ろうと思ったらの具体的な一例を考えてみました。  多分、スマホとか持っているだろうし、需要も多いことから。 (1) Android か iPhone のアプリを1つ作る。 (2) 開発環境は Android StudioUnity 。どちらも無料ダウンロード可。 (3) その紹介ホームページを作ってみる。YouTube動画も作ってアップできたらグッド。 (4) (2)(3)に関してはシンプルで良いので、最後までやりきること。 (5) それを持って ITベンチャーの扉を叩けば、職歴なくても、どこか拾ってくれるはず。 ※ 現役の会社員でも、最後までやりきれない人、サイトの1つも作ったことのない人は多いので、この時点で1つ武器を持てた事になります。 (6) しばらく我慢して、技術を盗む、という姿勢でガンバるれ。その会社は単なる踏台だ。 (7) ダメすぎる会社なら見切って辞めて良し。くれぐれも会社に命を捧げることだけはしないこと。 (8) ただし、簡単に辞めすぎるとサボり癖がつくので、そこそこ無理して下さい。 ※ モラルとかではなくサボり癖こそが酷いと超絶致命傷になります。 (9) 辞めないといけないような会社でなければそのまま続けて良しです。