第5章 上から順番
プログラム入門
2017.08.05
プログラムっていうのは要するに、パソコンにあれしろこれしろという命令を書き綴っている命令書なのです。
それに書いてある通りにパソコンは処理してくれます。
上から順番に。
ここ、上から順番にって、なんか、当たり前ですやん、と言ってしまえばその一言に尽きてしまい、この先、何も書くことが無くなってしまいます。
しかし、なんにも書かないわけにもいかないのでプログラム書いてみました。
<html>
<head>
<script>
document.open();
document.write("プログラム スタート<br />");
document.write("背景色を赤に変えます。<br />");
document.bgColor='red';
document.write("背景色を黒に変えます。<br />");
document.bgColor='black';
document.write("文字の色を変えます。<br />");
document.fgColor='white';
document.write("計算します。<br />");
document.write("1 ÷ 7 は " + (1/7) + " です。");
top.main.document.close();
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>
実行例(別窓で開きます)
上から順番に実行、とか言いながら一瞬で処理されてしまうので、上から順番に具合がわからなかったですねw。
ただし、
背景色に注目、
「背景色を赤に変えます」の次に「背景色を黒に変えます」が書かれています。
現在の背景が黒なので、一瞬だけ赤になってすぐ黒になった。すなわち上から順番通りに処理された証拠です。
このように、プログラムというのは上から順番に流れてくるのが基本です。
あと、順番関係ないですが、
"1 ÷ 7 は " + (1/7) + "です。" のところが以下のようになっているのがコンピューターっぽいですね。
↓
1 ÷ 7 は 0.14285714285714285 です。
JavaScript では + は、「文字どうし」や「文字と数字」なら文字の連結、「数字どうし」なら足し算になります。
÷ は / × は * の半角記号を使います。
JavaScript の document.ほにゃらら が他に何があるのかはググればすぐに見つかりますので興味があったら探して試してみてください。
私はぜんぜん覚えてないし、さほど興味もありません。