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第7章 繰り返し


 昔、プログラムの本を初めて読んだとき、繰り返しの使いどころが分からなかったのですが、今となっては、これほど使いまくる流れもないです。
 例えば表を作るく時。

<html>
<head>
  <script>
    var x = 9;
    var y = 9;
    document.open();
    document.write("<table>");
    for (var i = 1; i <= x; i++) {
      document.write("<tr>");
      for (var j = 1; j <= y; j++) {
        document.write("<td style=\"border: 1px blue solid;\">" +
           j + " x " + i + " = " + (i * j) +"</td>");
      }
      document.write("</tr>");
    }
    document.write("</table>");
    top.main.document.close();
  </script>
</head>
<body>
</body>
</html>

 実行例(別窓で開きます)

 掛け算の九九の表を作ったわけですが、
 ここ、x と y の値を変えるだけで 9の段までではなく、20段でも 100段でも勝手に作ってくれます。
 数行のプログラムで自在に表が作れるのは便利ですな。

 問題の繰り返す部分は for (var i = 1; i <= x; i++) {ほにゃらら;} になります。
 翻訳すると以下のような感じです。

 for (        // 以下の条件で繰り返せ
  var i = 1; // 最初は 1 から
  i <= x;    // 9 になるまで(x = 9 なので)
  i++        // 回転する毎に 1 増やす
 )
 サンプルはこれが二重になっています。

 ついでに、
 <table> は HTML です。
 表を表現するときの書式で、<tr></tr> が行(横)、<td></td> が列(縦)になります。
 このへんは興味があれば後でググってください。
 今は、そういうのがあるんだ、へぇ~、ぐらいで良いです。