第7章 繰り返し
プログラム入門
2017.08.07
昔、プログラムの本を初めて読んだとき、繰り返しの使いどころが分からなかったのですが、今となっては、これほど使いまくる流れもないです。
例えば表を作るく時。
<html>
<head>
<script>
var x = 9;
var y = 9;
document.open();
document.write("<table>");
for (var i = 1; i <= x; i++) {
document.write("<tr>");
for (var j = 1; j <= y; j++) {
document.write("<td style=\"border: 1px blue solid;\">" +
j + " x " + i + " = " + (i * j) +"</td>");
}
document.write("</tr>");
}
document.write("</table>");
top.main.document.close();
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>
実行例(別窓で開きます)
掛け算の九九の表を作ったわけですが、
ここ、x と y の値を変えるだけで 9の段までではなく、20段でも 100段でも勝手に作ってくれます。
数行のプログラムで自在に表が作れるのは便利ですな。
問題の繰り返す部分は for (var i = 1; i <= x; i++) {ほにゃらら;} になります。
翻訳すると以下のような感じです。
for ( // 以下の条件で繰り返せ
var i = 1; // 最初は 1 から
i <= x; // 9 になるまで(x = 9 なので)
i++ // 回転する毎に 1 増やす
)
サンプルはこれが二重になっています。
ついでに、
<table> は HTML です。
表を表現するときの書式で、<tr></tr> が行(横)、<td></td> が列(縦)になります。
このへんは興味があれば後でググってください。
今は、そういうのがあるんだ、へぇ~、ぐらいで良いです。