ウェブオクトパス

ブログ

第8章 おみくじ


 まあ、ここまでせいぜい

「で、何が面白いの?」

 っていう感じのプログラムの説明のようなものばかりだったのですが、そろそろ実のありそうなものを作りましょう。
 
<html>
<head>
  <script>
    var x = Math.floor( Math.random() * 3 );
    document.open();
    if(x == 0){
      document.write("大吉です");
    }else if(x == 1){
      document.write("中吉です");
    }else{
      document.write("小吉です");
    }
    top.main.document.close();
  </script>
</head>
<body>
</body>
</html>

 実行例(別窓で開きます)

 開くたびに「大吉」「中吉」「小吉」のどれかが表示されます。
 今回の肝は以下の部分で、

  x = Math.floor( Math.random() * 3 );

 このような意味になっています。

 Math.random() // 0~1 までの値をランダムで発生させる
 Math.floor()  // 小数点以下切り捨て

 0~1 までの少数に 3を掛けて端数を切り捨てているので、0, 1, 2 のどれかになります。
 後は if で表示分けしています。

 おみくじプログラムは、たった 1行に集約されているわけですが、バカにしてはいけません。
 この数を増やせばおみくじのバリエーションも増やせますし、応用すれば戦闘の勝ち負けにも使えます。ガチャなんかも極めてこれに近いものですね。

 もう少しだけ遊びやすいようにボタンを付けてみました。

 実行例(別窓で開きます)

 興味があればソースを表示して、分からないところをググってください。